平成22年7月18日(日)14時〜
千駄ヶ谷・国立能楽堂
京に住む鈍太郎は下京に妻、上京に妾をもっている。訴訟の為に西国に下っていたが三年を経て、都に戻ってくる。音沙汰も無く放って置かれた二人の女は、本物の鈍太郎と信じず、追い払われてしまう。つれない振る舞いに鈍太郎は出家をしようとするが・・・。
旅の僧が須磨の浦を訪れる。磯辺に曰くありげな松を見つける。所の人に聞くと、昔、須磨の浦に流された、在原行平(ありわらのゆきひら)に愛された松風、村雨という姉妹の旧跡であると聞き、弔う。日も暮れてきたので宿を頼もうと近くの海人の塩屋で主の帰りを待つ。塩汲みの女が二人帰宅したので、宿を乞う。磯辺で松風村雨の跡を弔ったこと、行平の歌の事等を話すと、二人は突然泣き出し、実は私たちはその幽霊なのです、と名乗る。成就しなかった切なく辛い恋を思い、形見の烏帽子と狩衣を身に着けると狂おしさは絶頂となる。涙の中に美しい舞を舞い、妄執の心を弔って欲しい由を告げると、消える。あとには松を抜ける風の音が残るだけだった。
料金 | |
SS席 | 10,000円 |
S席 | 8,000円 |
A席 | 6,000円 |
B席 | 5,000円 |
学生席 | 3,000円 |
(全席指定) | |
発売日 | 平成22年5月7日(金) |
お問い合わせ | |
能楽BASARA | 090-8082-8048 |
国立能楽堂 | 03-3423-1331 |
矢来能楽堂事務所 | 03-3268-7311 |
チケットピア | 0570-02-9999 |
(Pコード:403-124) | |
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主催 能楽BASARA |
電車
JR中央総武線 千駄ヶ谷下車 徒歩5分
地下鉄大江戸線 国立競技場駅下車A4出口徒歩5分
都バス
早81(渋谷−早大正門)千駄ヶ谷駅前下車徒歩5分
黒77(目黒−千駄ヶ谷駅前)千駄ヶ谷駅前下車徒歩5分
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
03-3423-1331(代表)
国立能楽堂 地図