能楽BASARA 第9回公演 妄執の霊たち

第9回公演 妄執の霊たち

第9回公演 妄執の霊たち

平成23年7月16日(土)14時〜
千駄ヶ谷・国立能楽堂

 

配役

 
解説 定家と式子内親王   林 望
舞囃子  
船弁慶
  観世喜之
狂言  
萩大名
  野村万作
 
定家
  駒瀬直也

 

舞囃子 船弁慶 (ふなべんけい)

源頼朝の不信をかった源義経は、西国に下ろうと淀より船を出す。海が荒れ狂い、平家の一門の亡霊が浪の上に現れる。中でも勇将、平知盛は長刀を振りかざし、義経一行に襲い掛かる。この舞囃子の主人公は平知盛で長刀捌きの妙を、紋付袴で見せる。

狂言 荻大名 (はぎだいみょう)

訴訟の為、長く都に滞在している田舎大名。都に庭園に造詣の深い人がいて、庭の萩が満開である由を太郎冠者が語ると、大名は是非見たいと言う。庭の主は和歌にも趣味があり、庭を見るには和歌を読まねばならないという。大名は歌は苦手の上、物覚えが悪いので、太郎冠者の詠んだ歌を教わりながら事なきを得ようとするのだが・・・。   

能 定家 (ていか)

都に上がった北国の層が東屋で時雨の晴れるのを待っていると、ひとりの女が来て、この亭を由緒あるところと御存知あって立ち寄られたのですかと言葉を掛ける。これは時雨の亭(しぐれのちん)といい、藤原定家が建て、時雨の歌を詠んだ亭であることを教える。その後、式子内親王の御墓に僧を案内し、定家と密かに契りを結んでいた内親王が亡くなった後も、定家の執心が蔓となって御墓に這い纏ったという話をし、僧に回向を頼む。実は私が式子内親王の幽霊である語り、墓の中に消え失せる。--中入り--僧が法華経を読誦していると、内親王の霊が現れ、妙典の効力により成仏出来たことを喜ぶ。成仏の報恩に舞を舞い、再び、定家蔓の這い纏う御墓に埋もれてしまうのであった。   

 

お問い合わせ・お申し込み

BASARA座席

料金
SS席 10,000円
S席  8,000円
A席 6,000円
B席 5,000円
学生席 3,000円
(全席指定)
発売日 平成23年5月6日(金)

お問い合わせ
能楽BASARA 090-8082-8048
国立能楽堂  03-3423-1331
チケットピア 0570-02-9999
  (Pコード:411-633)
 

※Webでのチケット申込受付は終了しました。
   
主催 能楽BASARA  

 

アクセス

電車
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地下鉄大江戸線 国立競技場駅下車A4出口徒歩5分
都バス
早81(渋谷−早大正門)千駄ヶ谷駅前下車徒歩5分
黒77(目黒−千駄ヶ谷駅前)千駄ヶ谷駅前下車徒歩5分

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